mixhost
でWordPressサイトを開設する方法を一からすべて解説します。
初心者の方にとってWordPressでサイトを立ち上げる作業は正直面倒くさいですよね。
しかし、mixhostにはユーザーのために用意された高性能な機能が揃っており、それらを活用することでWordPressサイトをより高速化させることができます。そのため、多少面倒であっても一つ一つ正しく設定していく必要があります。
サイトが高速になるということは、SEO的にも良いことですし、何より読者にサイトを快適に使ってもらうことができますしね。せっかく高性能サーバーmixhostを使用するなら、その機能を最大限に発揮させないともったいないです。
これから、mixhostの性能を最大限に発揮させながらWordPressサイトを開設する方法を、一から持て余すことなくお伝えします。ぜひ上から順番に読み進めながら実践してみてください。
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mixhostの高性能な機能を理解する
まずはmixhostの高性能な機能やその他の魅力を理解しましょう。
mixhostにはどのような機能が備わっており、どのような魅力があるのか、そしてもちろんデメリットも最初に知っておくことで、mixhostでは何ができて何ができないのかということを先に知ることができます。
そしてmixhostの高性能な機能を最大限に発揮させることができます。
まずはmixhostに備わっている機能を見ていきましょう。
専門用語がいろいろと出てきますが、専門用語を覚える必要はありません。上記記事では各機能にどんな役割があるのかをそれぞれ説明しています。そのため、専門用語がよくわからない場合は、各機能の役割をざっと理解するのみでもOKです。
手順1. サイト開設前にすべき2つの準備
これからサイトを開設していくのですが、サイトを開設する前にすべき2つの準備作業があります。独自ドメインの取得とmixhostでのアカウント作成です。
まだこれらの作業ができていない場合は、これらの準備をしていきましょう。もしこれらの準備がすでに完了している場合は、
に進みます。独自ドメインを取得
まずは、ドメイン取得&管理サービスにて独自ドメインを取得しましょう。
ドメイン取得&管理サービスにはいろいろとありますが、総合的に考えて「ムームードメイン
」がおすすめです。僕ももちろん使用しています。
まだ独自ドメインを取得していない場合は取得しましょう。
mixhostでアカウントを作成
次はmixhost
でアカウントを作成しましょう。
mixhostでは、業界最長の30日間の無料お試し期間があります。さらに、面倒なクレジットカード登録不要でアカウントを作成できます。
まだmixhostにアカウントを持っていない場合は、まずは無料お試し登録でまったく問題ない(むしろ最初はそのほうが良い)ので、mixhostでアカウントを作成しましょう。
手順2. サイト開設のための2つの作業
準備が整ったらサイトを開設していきましょう。
mixhostにて独自ドメイン設定をし、その後mixhostの簡単アプリインストール機能を利用してWordPressをインストールします。
mixhostにて独自ドメインを設定
mixhostにて取得した独自ドメインの設定をしましょう。
取得した独自ドメインをmixhostに追加し、その後ドメイン取得&管理サービスにてネームサーバー設定という作業をし、独立していたドメインとサーバーを紐付け各々を機能させる作業です。
mixhostにてWordPressをインストール
mixhostの「簡単アプリインストール機能」というものを利用してWordPressをインストールします。名前の通り、この機能を活用することでWordPressを簡単にインストールすることができます。
手順3. サイト開設後に必ずすべき3つの設定
でサイトの開設自体は一応完了しているのですが、実はサイト開設後に必ずすべき作業が3つ残っています。
サイトのSSL化を完了させる作業、PHPのバージョンを最新にする作業、LiteSpeed Cache機能の有効化作業の3つです。
SSL化を完了させることは特に重要ですし、残りの2つの作業をおこなわないとmixhostの性能を最大限に活用できません。そのため最後に必ずこれら3つの作業を忘れずにおこないましょう。
サイトのSSL化(https化)を完了させる
mixhostでWordPressサイトを開設すると、デフォルトでSSL化はされているのですが、実は完了まではしていません。
この作業をおこなわないと、「http://〜〜〜」というURLのサイトと「https://〜〜〜」というURLのサイトがそれぞれ独立して存在したままになってしまいます。
つまり、理論上中身のまったく同じサイトが検索エンジン上に2つ存在することになり、SEO的に良くないのはもちろん、ユーザーにも戸惑いを与えてしまうサイトになってしまいます。
そのため、301リダイレクトという作業をして「http://〜〜〜」にアクセスしたユーザーを自動的に「https://〜〜〜」に飛ばしてあげる必要があります。
初心者には専門用語がばかりで難しく聞こえるかもしれませんが、実際におこなう作業はかなり簡単なので、こちらをもとに作業してみてください。
PHPのバージョンを最新にする
mixhostでは、互換性確保のためにデフォルトでは古いバージョンのPHPを提供していることがあります。
しかし、WordPressのように世界中で人気のサービスは、最新バージョンのPHPにすぐに対応していることはよくあります。そんなときはmixhostのPHPを最新バージョンに変更したほうが良いです。
例えば、現在の最新バージョンであるPHP7は、従来のPHP5に比べると2倍以上の性能を誇ります。(PHPのバージョン変更(PHP7のご利用方法) | mixhostヘルプセンター
)
mixhostの性能を最大限に発揮させるためにも、PHPのバージョンを最新にしましょう。
LiteSpeed Cache機能を有効にする
mixhostのようなLiteSpeed Webサーバーでは、「LiteSpeed Cache」というキャッシュ機能を利用することができます。
この機能を利用することで、利用しないときと比べると数十倍〜数百倍ほど高速化させることが可能です。(WordPressでLiteSpeed Cacheを使用して高速化する方法 | mixhostヘルプセンター
)
mixhostの性能を最大限に発揮させるためにも、LiteSpeed Cacheを導入しましょう。
LiteSpeed Cacheを導入しても、たまに正常に作動していないときがあります。導入後は必ず正常に作動しているか確認しましょう。
FTP設定をする
趣味でサイトを運営する場合でない限り、FTPソフトというものの役割や使い方は理解しておいたほうが良いです。
FTPソフトを使用することで、設定したサーバー内のファイルをPC内にダウンロードしたり、逆にPC内のファイルをサーバーにアップロードすることが可能になります。
WordPressサイトであれば基本的に頻繁には使用しませんが、少し高度なことをしたいときや、誤ってサイトを真っ白にしてしまったときなどには必要となることが多々あります。
つまり、本格的にサイトを運営していくならFTPソフトが必要なのです。
そして、FTPソフトを使用するためには、使用しているサーバー(ここではmixhost)の設定をする必要があります。
おそらく最初は詳しい使い方はわからないと思いますが、先にFTP設定をしてFTPソフトを使用できる状態にし、時間のあるときにいろいろと試してみると良いでしょう。
メール設定:独自ドメインメールアドレスの作成〜メールソフト設定
mixhostで独自ドメインメールアドレスの作成し、作成した独自ドメインメールアドレスをメールソフトに設定して使えるようにしましょう。
場合によっては不要ですが、基本的にはサイトごとにそのサイトのドメインを使用したメールアドレス(当サイトであれば「info@koskywalker.com」のような)を作成しておくと何かと便利です。サイトのお問い合わせ用などに使えますので。
個人的にはGmailをメールソフトのように使用し、Gmailで複数のメールアドレスを管理できるようにすると、メール関連がすべてGmail一つで完結しかなりおすすめです。
mixhostでの独自ドメインメールアドレスの作成方法から、メールソフト(Gmail、Thunderbird、iPhoneのメールアプリ)への設定方法を解説していますので、下記の記事をもとに設定しましょう。
最後に
せっかく素晴らしいレンタルサーバー「mixhost
」を使うなら、その性能を最大限に発揮させつつWordPressサイトを構築していきましょう。
もし「ここをもう少し詳しく教えて!」「ここ間違ってますよ!」などありましたら、ページ下のコメント欄からお気軽にお送りください。
もちろん、感想などちょっとしたことでも、お送りいただけるととても嬉しいのでお待ちしてます!